2004年12月07日

RESPECT GETS RESPECT

4日には甲子園ボウル出場権をかけたプレーオフが行われ、タイブレークの末立命館大学が勝利しました。雨中という悪コンディションもあって、両チームともミスが目立ちましたが、そんなことどうでもよく思えるほどの感動的なゲームとなりました。

守備戦かと思ったゲームでしたが、意外にも開始早々QB河野君の独走というビッグプレーで関学が先制します。次のシリーズもTDを奪うなど、関学俄然有利の展開となりました。一方で立命館はQB池野君のパスコントロールが悪く、攻撃が進まない状態。このまま行くと関学のペースで試合が進みそうなものでした。

が、そうさせなかったのが立命館の強さ。先制パンチを受けてもひるまずに立ち直った守備陣は見事です。

関学にとって悔やまれるのは前半最後のシリーズで時間を使い切れなかったことでしょう。結果論とはいえ、その直後に反撃のTDを奪われたのは、FGの失敗よりも痛かったのではないでしょうか。ただ、ダイレクトスナップの多用など、さすがと思わせる点が随所に見られました。

でも、なんだかんだ言ってすごかったのは木下君。アスリート揃いの立命館の中でも彼は別格ですね。彼の才能には、ただただ脱帽です。

関学Kの小笠原君には辛いゲームになりました。落ち込んだでしょうが、来年借りを返すチャンスがあります。来年の小笠原君も要注目ですね。

表題は、スキー場でたまたま見つけたもので、スノーボーダーのマナー向上を目指したキャンペーンのコピーのようです。しかし、関西学生リーグの人気とレベルを支えているのは、ライバル校に対する尊敬の念があるからと思いますし、この幸福な関係は今後も続いていって欲しいものです。

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