2004年10月11日
理不尽さの面白さ
プレーオフの結果、パ・リーグは西武ライオンズが優勝を決めました。敵地福岡で、しかも土壇場で追いつかれるなど、展開的にはダイエー有利の中でよく勝利をもぎ取ったと思います。伊東監督も一年目ながらお見事。日本シリーズは一年目監督同士の対戦となりますし、個人的にはどちらも好きでも嫌いでもないチームなのですが渋い通好みの日本シリーズになりそうな予感がします。
で、浮かばれないのはダイエーファンの方々。なんのための１３５試合（ストで２試合抜けましたが）という感情は理解できます。制度を巡る議論は、この結果で再燃しそうですね。親会社の再建もトップニュースになるなど、ダイエーにとっては今年最悪の一日でしたね。
しかし、個人的にはプレーオフ大成功と考えています。理不尽な制度だから面白い。ペナントとは違った短期決戦の面白さを堪能できる。シーズン終盤はダラダラしがちな野球も、プレーオフなら一球のコントロールミス、エラーが勝敗に直結することになりやすいので、見る方の緊迫感も大きく違います。当初はいい制度と考えていなかったプレーオフですが、面白いもんですね。
ダイエーはホントに残念。でも、ダイエーは阪神が倒したいので、今年は我慢してください（笑）。
"理不尽さの面白さ"へのコメントはまだありません。