竜言日語

合併もう一回

• oosima
• 11:25
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• カテゴリー:プロ野球

西武堤オーナーもう１組の合併を示唆
　西武堤義明オーナー（７０）は７日、都内ホテルで行われたオーナー会議に２６年ぶりに出席。パ・リーグのオリックス、近鉄の合併が事実上承認された席上で、西武、ロッテ、ダイエー、日本ハムの残るパ４球団の中から、もう１組、合併協議が進んでいることを明言した。西武の合併の可能性について、堤オーナーは「あります」と話した。現状で合併の可能性を明言しているのは西武とロッテの２球団だが、ダイエーとロッテなどの合併の方向性も残しており、今後、来季からの１リーグ制を目指し水面下でのせめぎあいが続きそうだ。

どうやら経営者という人種は、一般の野球ファンとは頭脳構造が違うようです。もう怒りを通り越して悲しいですね。所詮金が余っている人たちの道楽、ちょっとした社会的ステータスの一部としか考えていない人間しかいなかったと言うことですね。公共の財産を扱っているという責任感のある人間が皆無だったとは、予想できたこととはいえ現実として思い知らされるとただただ悲しいです。

折しもペナントレースは前半戦が終了し、オールスター戦が始まるところです。それが来年からはどうなるのか。日本シリーズは？ドラフトは？なによりあぶれてしまう選手は？経営者にはその立場としての論理があるでしょうが、球団は私物ではありません。そもそも本気で経営状態を良くしようとしてきた人間が何人いるというのか。ライブドアの堀江氏以上の手腕を持った人間が何人いるのか。自分たちの既得権益を守ることのみに執着し、その一方でファン全体の利益につながる施策が打ち出せない無能な人間ばかりではないか。

競技のトップ団体であるプロ野球の縮小は、ひいては日本の野球全体の縮小につながります。正岡子規以来受け継がれ、文化として定着したはずの野球が死の方向へ向かいつつあります。悲しい。一握りのくだらない連中のために…。

こうなったら、ボイコットも賛成です。でも根本的な解決ではなさそう。いっそのこと日本プロ野球自体がMLBの傘下に入ってしまえばいい。一流選手もどうせ日本のプロ野球を腰掛けにしか考えていないのだし、これまでの悪しきしがらみを解消するには「外圧」しかない。政治と一緒で、自浄能力はないのですよきっと。