2005年08月05日

明徳出場辞退

昨日のニュースですが、明徳義塾高校の出場辞退はかなり衝撃的でした。いじめに近い暴力行為と喫煙が原因とのこと。これらの行為は見逃してはいけない行為ですが、このタイミングで辞退するというのはきわめて不自然というか、加害者であるはずの選手すらかわいそうに思えてきます。

もっとも良くないのは、発覚した時点で届け出ずに内部で処理しようとして事でしょう。事実、同様の事件があった山梨の日本航空高校は、該当選手の処分のみでチーム自体は甲子園出場を果たしているわけですから、これは馬淵前監督の大きな誤算でしたね。

高校野球は最近よく見るようになりましたが、この手の事件はいつ聞いても悲しい気分がします。世の中には、自分の努力ではどうすることもできない理不尽な事態が起こるんだと言うことが一番の教育効果なんでしょうか?明徳の生徒はやりきれないだろうけど、これからの人生頑張れ!

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