2005年07月03日
いつまで長嶋氏頼り?
外出していたので中継は見ていませんが、写真見る限りは想像以上に元気そうで、そのことは良かったと思います。
ただ、いくら偉大な人であろうと、いつまでこの人に頼らないとダメなんだろうかと思うと、手放しで復帰して良かったねと言えるんでしょうかね。長嶋氏個人の健康回復はいいことでも、それを見せ物のようにして人気や視聴率回復しようという魂胆がなんともいやらしいというか、正直反吐が出る思い。
なにより、現場の選手のプレイよりも過去の人の復活の方が優先されていること自体、野球というスポーツに対する大いなる冒涜でしょう。
長嶋氏がどれほど偉大であろうと、それは野球というスポーツがあったから。この構図は変わらない。長嶋氏がいないから野球に関心が無くなったという人間は、ずーっと無関心でいて欲しい。そんなやつに野球を見て欲しくない。
私は自他共に認めるタイガースファンですが、タイガースがダメであろうと野球というスポーツが好きであることに変わりがないつもり。タイガースとは無関係なパ・リーグ同士の試合でも、四国リーグでも楽しい。きっかけは長嶋氏であろうが掛布氏であろうがそれが野球ファンのはず。
いずれ長嶋氏が亡くなることになったとき、プロ野球は終わりなのでしょうかか?それは終わりと感じた人間が終わりなだけで、プロ野球は終わらない。プロ野球がまっとうに進化するなら、一人のスターに関係なく歩み続けるはず。いや、そうあって欲しいと思う。
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