2005年06月03日

敬遠に燃えた打点王

初回、昨晩の9回裏にあえなく凡退した矢野桧山のベテランが奮起。一挙5点を奪って連敗脱出のムードは一気に高まる。

が、気づいてみたらあっという間に同点に追いつかれている!さすが首位チームロッテ。簡単ではないだろうと思っていましたが、この展開なら大丈夫といかないあたりに強さを感じます。なにより、虎の生命線藤川球児が2戦続けて被弾したことは大きな衝撃。

ところがロッテに傾き書けた流れを、選手会長今岡が吹き飛ばす。4番金本を敬遠し今岡勝負を選んだロッテベンチ。ここに、普段感情を表に表さないクールな打点王が燃えた。今岡らしい左中間奥深くへの大飛球は、ここ3試合の鬱憤をも晴らす貴重な一撃。一塁上でのガッツポーズに、彼の感情がうかがい知ることができる。

ところがロッテも粘る。ジェフの乱れに乗じ、押し出しで1点奪いなおも満塁。ここで岡田監督は守護神久保田を早くもマウンドへ。この積極策に久保田も応え、続く9回もあっさり3者凡退に切って取る「珍しく」安定したクローザーぶり。5点リードを追いつかれたとはいえ、純粋に試合としても面白かったですし、いい勝ち方ができたのではないでしょうか。

お立ち台は上記の今岡久保田のマイペースコンビ。受け答えが微妙にずれていたのは彼等らしいのですが、それ以上に心の中の熱さがしっかり伝わってきました。

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