2004年11月15日

京大は死んでいなかった

前節関学が立命館に勝利したことで、関学の甲子園行きがほぼ確定したような雰囲気がありましたし、私自身も感じていました。なぜか。それは、これまでの京大の戦い振りで関学に勝てるとは思えなかったからです。京大は優勝はおろか入替戦も現実味を帯びてきた近年にない危機状態。それを跳ね返して昔年のライバルに立ち向かうのか、それともリーグ戦の流れを変えられないまま終わるのか。後者になりそうな雰囲気でしたが、「関京戦」は特別でした。

勝因はなんと言っても守備力でしょう。スタッツ見る限りそこそこ進まれていますが、TDは一発ロングだけだし、後半は完封です。得点につながるターンオーバーも演出しましたし、ようやく「魂」がフィールドで花開いたようです。一部残留もこれで確定しましたし、なんとか今年の4回生も後輩に何かを遺すことができたかもしれませんね。

関学は無念の一言。そんなつもりじゃなかったんだろうけど、やはり立命に比べてテンションが落ちたのかな?とはいえ、自力優勝の眼はまだあります。プレーオフでももう一度勝てばいいだけです。もう一度あの関学の姿を見せて欲しいもの。

面白くなったと言えば入替戦争い。可能性は同志社・近大・龍谷・神戸の4校に絞られました。同志社は次節負ければ8位扱いで入替戦。近大・龍谷・神戸は負ければ2勝止まりですが、3校の直接対決では近大は龍谷・神戸に負けているので、近大の入替戦行きが濃厚です。龍谷・神戸は次直接対決です。勝てば残留確定ですが、負けた場合、もし他の学校の試合結果次第では抽選で入替戦行きになる可能性がありますので、必勝態勢で臨む必要はあります。

ま、泣いても笑っても最後の試合なので、特に卒業する4回生は最高のパフォーマンスを見せて悔いのない試合にして欲しいです。

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