2004年11月29日

2強+その他

27・28日で関西学生アメリカンフットボールリーグは全日程を終了。立命館大学と関西学院大学が6勝1敗で並んで両校優勝となりました。この結果、甲子園ボウル出場をかけたプレーオフが12/4に行われますが、この日も所用があるため生観戦は不可能となりました。残念!

それはそれとして、気になったのは母校神戸大学。最終戦は、負ければ入替戦出場の危機という大事なゲーム。しかも相手は1部初参戦ながら、優れたコーチを擁し、健闘を続けて第6節終了時点で同率の龍谷大学。これまでの戦いぶりから考えて、負けることを覚悟していました。

が、結果は18−17という、ぎりぎりの勝利。肝心なキックをはずしてピンチを招いたりと、ヒヤヒヤものだったようですが勝利は勝利。すっきりと一部残留を決めてくれました。4回生の皆さんお疲れ様。

順位は以下の通りです
1位(6−1) 関西学院大学
1位(6−1) 立命館大学 
3位(4−3) 関西大学 
4位(3−4) 京都大学
4位(3−4) 神戸大学
6位(2−5) 龍谷大学
6位(2−5) 近畿大学
6位(2−5) 同志社大学
※1位と4位は該当するチーム同士の勝敗を、6位は28日の抽選結果を元にしています。

実に珍しい結果となりました。1チーム最下位が確定し、入れ替え戦残り1チームを決める抽選というのは何回か見ましたが、6位が3チーム並ぶというのは初めて。これを見る限り、上2つを除けば、あとの6チームはドングリだったということになります。関西大学も勝ち越しは見事でしたが、最終戦に敗れたことで強いチーム認定はまだ出来ないです。

この混戦の原因は京都大学。関西学院大学を破る一方で、入れ替え戦に出場する近大と同志社に白星を献上したのも京大。最終節まで、順位がどうなるかわからなくした「功労者」です。

さて、プレーオフは今週末です。力量的には立命有利といえそうですが、ポイントは立命D#が関学O#(河野君の足)を止められるか。前回は「立命がこんなにザルだったのか」と驚いたくらい関学を止められていませんでしたが、その立て直しは出来たのかどうかです。
関学は主将佐岡君など負傷者の状況と、リーグ戦同様の気力を保てるかどうかです。メンタル面では関学が不利な状況です。「2回も立命相手に勝てない」というのが本音でしょうし、せっかくのリーグ戦での勝利を京大戦でフイにしてしまったのですから、もう一度持ち上げるのは並大抵のことではないでしょう。しかし、それをやり遂げた関学は強いはず。リーグ戦以上の熱戦となることを期待します。

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